サルサの曲に合わせて躍るダンスで主に男女ペアで躍られています。
男女ペアだけでなくセイムジェンダー(同性)で躍られることもあります。
ペアではなく個々で躍る踊りをシャインと言います。
サルサダンスにはいくつかのスタイルがあります。
サルサが色々な国や文化が交じり合い発展してきたという特徴を持つこともあり多種多様なスタイルが発生しています。
サルサリオンでは、サルサOn1スタイル・サルサOn2スタイルのレッスンを行っています。
スタイル | 特徴 |
On1 | カウント1で男性は前に女性は後ろに踏みだす 女性はライン上を動きながら踊る |
On2 | カウント2で男性は後ろに、女性は前に踏み出す 女性はライン上を動きながら踊る |
キューバン | キューバの民族舞踊(音楽)のソン・ルエダ・サンテリアの要素が混じっている カウント1で男性は前に女性は後ろに踏みだす 男性の周りを女性が動きながら踊る |
コロンビア (カリ) |
コンビアの都市カリ発祥 カウント1で男性は前に女性は後ろに踏みだす 高速のフットワークが特徴でリフト等のアクロバットが多く主にショーダンスとして踊られる |
ルエダ | キュウバンスタイルで複数のペアが輪になって踊る リーダーの掛け声に合わせて技を掛けながら相手を交代する |
諸説ありますが、中南米の国キューバの民族音楽が発展したものだと言われています。
そして、アメリカへ渡った中南米の移民 主にプエルトリコのミュージシャン達により様々な音楽の要素が取り入れられ1970年代頃までにニューヨークで確立されたものがサルサと言われています。
「キューバを父に、プエルトリコを母に持つ音楽」とも言われています。
クラベス
ピアノ
ベース
コンガ・ボンゴ・ティンバレス等のパーカッション
トランペット・トロンバーン等のホーンセクション
クラーベの意味はスペイン語で「鍵」
サルサのベースとなるリズムパターンで主にクラベスという楽器で演奏されます。
クラーベには、2−3クラーベ・3−2クラーベがあります。
【参考文献】
NPO法人日本サルサ協会 発行「サルサダンス特定指導員講習会教本」